鐔の歴史と種類 - 寿楽堂株式会社

小池与四郎

商品番号
TU-10970
タイトル
[ 家紋透藻草図鐔 ] 小池与四郎
時代
桃山時代 (1573 - 1603)
無銘
縦 x 横 x 厚み
8.2 x 8.1 x 0.5 cm
中心穴(茎穴)
2.9 x 1.0 cm
重量
163 g
材質
鉄地
木箱
あり
鑑定書
日本美術刀剣保存協会・保存刀装具鑑定書 (平成21年12月22日発行)
詳細

大振りな鍔。
日本美術刀剣保存協会により、与四郎式真鍮象嵌鐔の創始者である小池与四郎直正本人の作と極められている、大変貴重なものである。

余談だが、実際に日刀保の審査員の方に確かめた話として、「無銘 小池与四郎」という本作の鑑定結果は、この鍔が間違いなく小池与四郎本人が製作したもの、ということを証明しているとの事であった。
つまり、本作に似た鍔を審査に申請しても、それが小池与四郎本人の作と認められない場合には、「平安城式真鍮象嵌鐔」などという鑑定結果になり、鑑定書に「小池与四郎」や「与四郎」の文字が入ることはないということである。
(日刀保には「与四郎式真鍮象嵌鐔」という鑑定結果はない。)

以上のことから、本作は大変貴重な鍔である。
鉄磨地 丸形 真鍮嵌金 平象嵌毛彫 丸耳 両櫃穴真鍮内覆輪の、「家紋透藻草文鍔」。
錆はほとんど無く、また、象嵌の抜けも無し、鉄色は大変素晴らしい。

価格
USドル 3280
[ 家紋透藻草図鐔 ] 小池与四郎作・極め 日刀保鑑定書
家紋透かし、藻草図
与四郎鍔
真鍮象嵌鍔
真鍮平象嵌
真鍮平象嵌
小池与四郎作 極め
日本美術刀剣保存協会 保存刀装具鑑定書
特徴
鉄地 地金は鉄地で、よく鍛錬されている。
磨地 磨地で仕上げられている。
丸形 形は丸形。
肉彫り 毛彫りの工法が用いられている。
象嵌 真鍮で嵌金・平象嵌されている。
小透かし 家紋が小透かしで表現されている。
覆輪 両櫃穴が真鍮板で内覆輪されている。
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